海外フォトコンテスト101

みなさんこんにちは!

海外フォトコンテストに興味がある人の中には、応募してみたいけどコンテストの基本が分からないから、と応募を諦める人がいるのではないでしょうか。海外と日本ではフォトコンテスト開催の背景、コンテストの仕組みや構成などそんなに大きく変わることがないと思いますが、明らかな違いがあることも事実です。そこで初歩的な情報ではありますが、基本に戻って海外フォトコンテストの基本事項をまとめました。説明する各項目に対して,どのような仕組みになっているのか、そしてそうなった背景みたいなことまで触れながら説明したいと思います。

テーマ/カテゴリー

海外のフォトコンテストによっては、コンテスト自体にテーマを設けるものもあります。文字通りのテーマを設ける所もあれば、少し抽象的で曖昧なテーマをつけるコンテストもあります。また、応募作品に対するカテゴリーを設けている場合もあり、主に使われるカテゴリーは、ポートレート、風景写真、スチルライフ、抽象作品(Abstract)等です。

テーマやカテゴリーについて言える事は、あまり厳密に考えなくてもいいということです。もちろん、カテゴリーから完全に外れていては審査から外される危険がありますが、様々な要素を含む作品であれば少し解釈を広げて応募しても問題ないでしょう。

ONWARD Compéのようにテーマやカテゴリー等の制約が一切ないコンテストもあります。その場合は、自分の写真をコンテストのテーマに合わせる必要がなく、現在作成中の作品を気兼ねなく応募できるという利点があるのではないでしょうか。

審査員

海外のフォトコンテストにも、大抵の場合審査員が招かれます。現在活動中の写真家の場合もあれば、ギャラリーや美術館のキュレーター、写真批評家、出版に携わっている人などいます。日本に比べると写真家が審査員になるよりは、写真業界のデェシジョンメーカーを招いていることが多いのが特徴です。また審査員は1人だけとは限らず、数人から多い時では200人以上の審査員から成り立つフォトコンテストもあります。

このような人達に審査を頼むことによって、海外の写真の分野と一口に言ってもいろいろな側面で活躍している人がいるので、様々な視点から審査することが可能となります。

賞品

海外フォトコンテストには、受賞者への賞品が準備されています。必ずしも賞金とは限らず、その内容は様々です。スポンサーからの賞品が用意されている場合もありますし、ファインアート系のコンテストになると、個展、もしくはグループ展の開催、美術団体による作品の購入、写真集への作品の掲載、イベントへの招待など多岐にわたります。何か「もの」をもらうよりかは、アーティストとしてのキャリアを築き上げていく機会を与えられることが多いのが現状です。

応募するコンテストを探す際には、どのような賞品が用意されており、それらがあなたのキャリアにどのような利益をもたらすか等も検討してみましょう。

年齢

日本のコンテストで多々見かけるのが年齢制限です。これは「新人」を発掘するという目的がありこのような形をとっているかと思われますが、海外ではほとんど年齢制限はありません。

自分のキャリアを年齢に関係なく変えることがある社会ですので、「新人」というのは年齢に関係ないという文化的な背景があると思われます(いくつになっても大学に戻れるという文化などもいい例です)。後は「年齢による差別」と見なされ、公平ではなく法律的な背景もあると思われます。海外では履歴書に年齢を書かないのが前提ですし、法律的に雇う側も面接で年齢を聞いてはいけないという習慣とつながるものがあるでしょう。

締め切り日時

海外フォトコンテストに応募する際、必ずチェックしておきたいのが締め切り日時です。作品提出の締め切り、審査に通った場合の作品送付の締め切り等、フォトコンテストには締め切り日時がつきまとうものです。締め切りが延長される事もよくありますが、応募しようと思っていたのに締め切り日が過ぎていた、なんて事にならないように、しっかりと締め切り日時を確認しましょう。また、締め切り日時は開催現場の時間で記載されるので、日本との時差や郵送にかかる日にちを計算することも忘れずに!

更に、今年のONWARD Compéのように、コンテストによっては締め切り日時を2度設ける場合もあります。最初の締め切りはEarly Bird Deadline、Early Submission Deadline等と呼ばれ、本締め切り以前に設定されます。また、通常その日時までに応募すると参加費が割引される等の特典があります。また、Early Bird Deadlineまでに参加登録だけを済ませ、作品の提出は本締め切りまで時間がある、という場合もあります。

これらの情報はみなさんのお役に立ったでしょうか?次回のブログでは海外フォトコンテストの仕組みについて、参加費や作品の提出方法を含めて説明します。お楽しみに!

ONWARD Japanではブログで取り扱って欲しい質問などを簡単なアンケートとして受け付けています。

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